Re: エレアコ? ( No.1 ) |
- 日時: 2005/12/31 17:47
- 名前: 呂飢
- アコースティックギター(またはフォークギター)は、完全に「生音」で勝負です。
対してエレアコは、基本的にアンプ(簡単に言えばスピーカー)を通して音を出します。 つまりエレアコにはアンプやシールドも揃える必要になります。 もちろん生音も出ますが、アコギに比べてボディが薄く作られているため音量はアコギに劣ります。
エレアコにはピックアップが搭載されています。 これは簡単に言うとマイクの役割をします。
カラオケでも、マイクに向けて歌えばスピーカーから音が出ますね? それと同じことでエレアコは、弾いた時の弦振動をピックアップ(マイク)が拾い、その信号がシールド(ケーブル)を伝わりアンプ(スピーカー)に送られます。 
また、たいていのエレアコにはプリアンプというものが搭載されており、これで高域・中域・低域などの音質補正をします。
ちなみにアコギは「素材(木材)が命」ですが、エレアコの場合は電気を通すということでアコギに比べると素材は重視されていません。(もちろん高価モデルには良い素材が使われてますが)
アコギの5万円とエレアコの5万円だと、素材はアコギの方が高価(質が良い)です。 なぜならエレアコにはピックアップとプリアンプの値段が含まれるからです。
・アコギ→木材+パーツ類。 ・エレアコ→木材+パーツ類+ピックアップ+プリアンプ。
↑ピックアップやプリアンプは安くても1万円ぐらいはしますので、同じ5万円だとしたらエレアコの方は木材やパーツ類で削減されることになりますね。
例えば…
・アコギ5万円→木材(4万円)+パーツ類(1万円)。 ・エレアコ5万円→木材(2万円)+パーツ類(1万円)+ピックアップ(1万円)+プリアンプ(1万円)。
↑このようになります。 同じ5万円だと「エレアコの方がお得!?」と考えてしまうかもしれあませんが、実はその分“素材”が安いということになります。 
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