Re: エレアコ。。。って!! ( No.1 ) |
- 日時: 2005/10/01 15:42
- 名前: 呂飢
- 「アンプ付きのアコギ」、これはちょっと違いますね。
「アコギ」には違いありませんが、アンプが搭載されているのではなく、「アンプを通して(アンプに繋いで)大きな音が出せるアコギ」です。 アンプを通すことを前提に設計されているのでアコギよりもボディが薄く、生音もアコギよりも小さめです。 「エレアコ + シールド(ケーブル) + アンプ」が必要になります。 エレアコをアンプに繋ぐことで、大きな音を出すことが可能になる訳です。 ボディにはカッタウェイ加工がされていて、ハイポジションでも弾きやすい形状になっています。 
ちなみに初心者さんだと「アコギ<エレアコ」だと思っておられる方が多いようですね。 エレアコにはピックアップ(つまりマイク)やプリアンプ(繊細な音作りをする装置)が搭載されています。 それがそれぞれ安くても1万円ぐらいはするんですね。
アコギとエレアコが同じ「5万円」で売られていたとすると「お!エレアコの方がお得!」と思うかもしれませんが、実は違います。 
例) ・アコギ5万円…木材(4万円) + パーツ(1万円) ・エレアコ5万円…木材(2万円) + パーツ(1万円) + ピックアップ(1万円) + プリアンプ(1万円)
↑こうなります。 エレアコの方が、肝心の「木材」にお金がかかっていないのが分かりますね?  つまりエレアコはアンプを通したりエフェクト加工したりするので、生音での“鳴り”はそれほど必要とされない訳です。
アコギは木材がそのままサウンドの質になるので、木材にかけられる値段が高いほど「良いギター」になるのは確かです。(サウンドの好みは別として) なので本当に良いアコギとエレアコならば、ダントツでアコギの方が値段が高くなり、良いものになります 
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